ピアノの発表会やコンクール本番での緊張を和らげるためにやっておきたいこと

横長広告




普段どんなにピアノの練習していても、いざ本番を迎えると緊張して頭が真っ白になってしまう。

そんな経験はないでしょうか。

中には「緊張したことがない」というとても羨ましい方もいっらっしゃいますが、今回は本番で緊張のあまり練習の成果を活かしきれないというあなたに、私の経験上これをやったら効果があったと思われるものをご紹介します☆

1.はじめに(私の本番の状態)

まず、私の本番時の状態はというと、限りなく普通です。直前まで普通です(笑)

審査員の前でお辞儀してもそこまでありません(目が悪いのもあって、あまり見えてません^^;)

しかし、いざピアノを弾き始めると一気に変な汗が出始めます…。そして指が震え始めついには鍵盤を連打してしまいそうになるという恐ろしい事態に…。

なぜ弾き始めるととたんに緊張するのか、今まで本番に弱いんだなとしか考えていませんでしたが、そろそろこの状況を打破したいと思い、今回考察してみます。

「練習が足りない」と言われればそれまでですが、いくら十分に練習したと思っていても本番にひどく緊張してしまう、または雰囲気にのまれてしまう、というのはできるだけ避けたいと思いますよね。私もそうです。

では、どのような方法が効果があるのか実際にやってみました。


2.自分のルーティンを探してみる

ルーティンとは、「無意識にやってしまう決まった手順」のことを意味しています。

記憶に新しいのは、ラグビー選手の五郎丸選手ですね。ボールを蹴る前のポーズが印象的です。

↑はい、このポーズです。

普段、ピアノを弾く前(特に上手く弾けた時など)なにかやっている癖などがないか考えてみました。

私の場合、「腕を振りながらグーパーする」というのをやっているような気がしたので実践。

意外とうまくいきました。相変わらず指は震えましたが、いつもよりは自分の意識が保てたように感じました。

3.とにかく人に聞いてもらう

ピアノはいわば個人競技です。練習はひたすら一人、そして舞台でも一人。しかし、コンクールなど舞台に出ると、突然観客が現れます。自分を振り返ってみると、私の場合は恐らく音を出すことによって注目を集めてしまうことに緊張しているのではないかと思い至りました。そして、”いつも弾いているピアノとは違ってなんか良い音がする!上手にひかなければ!”と勝手に更なるプレッシャーも感じてしまうという^^;

なので、まず聴衆になれることから始めてみました。

最初に家族。次に親戚。そして最終的には友人など。

これは結構な効果があったと感じています。

まず、声をかけたことによって「言ったからにはしっかり弾かなくては」とやる気になるということと、家族に関しては家の中で聞いているのと違って、改まった形で聞いてもらうことによって見られてる感がすごく本番とまではいかずともプレッシャーを感じる練習になる。ということです。

この方法を試した時は、本番では指は震えてもなんとか途中で持ち直すことに成功。

4.最終的には舞台慣れ

どんなに事前準備をしても、その場の独特な雰囲気にはやはりある程度場数を踏まなければ慣れない、と私は思います。

なので、私のようにどうしても人前は緊張する、という人には小さなコンクールでもとにかくたくさん場数を経験することをオススメします。

5.その他

さて、本番までに私がやってみて効果のあったことをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。その他参考までに、有名なピアニストさんでもきんちょうする方です、という方のお話ではピアノを弾き始める前に「今日も素敵なピアノを弾かせてくれてありがとうございます」と心の中で感謝するとなぜか緊張がほぐれる、なども聞いたことがあります。私には効果がありませんでしたが、いろいろ試してみて自分に合った緊張のほぐし方を見つけることが大事だと思います。

そして、どうか楽しくピアノが続けていけることを願っています。

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